写真 2010.04.01

全国に先駆けて3つの共同大学院専攻がスタート!

2010年度から複数の大学が共同で大学院専攻を運営することが文部科学省により認められました。



そのトップバッターは、いずれも早大先進理工学研究科に誕生することになった次の3つの共同大学院専攻です。



・共同先端生命医科学専攻(東京女子医科大学):博士課程設置

http://www.jointbiomed.sci.waseda.ac.jp/

先端生命医科学研究教育連携施設(TWIns)等における医・理・工分野における両大学の連携実績を踏まえ、先端生命医科学、特に「医療レギュラトリーサイエンス」の研究・教育を展開する。そして、先進の治療法、医療機器や新薬をいち早く臨床現場に定着させるための有効性・安全性を科学的に評価・審査できる専門家の育成を目指す。



・共同先進健康科学専攻(東京農工大学):博士課程設置

http://www.healthscience.sci.waseda.ac.jp/

理学・工学・農学・獣医学を専門とする学際的な教員が参加し、「健康科学」、「食品科学」、「環境科学」の3領域を統合した研究・教育を展開する。そして、製薬・食品・ヘルスケア企業の研究・開発者や、公的研究所・官公庁等、幅広い企業や機関で活躍できる人材を育成する。



・共同原子力専攻(東京都市大学):修士・博士課程設置

http://www.nuclear.sci.waseda.ac.jp/

原子力分野に関して歴史を持つ東京都市大学と、基礎物理・放射線工学さらに人文社会学分野で実績を持つ早稲田大学が連携し、原子力および新エネルギー利用技術に関わる人材育成と、人類社会の持続的発展に必要なエネルギーの確保を目的とする研究を展開する。



(文:先進理工学研究科長 石山敦士)







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上)東京女子医科大学・早稲田連携研究教育施設(TWIns)の竣工式

中)「大学間交流に関する包括協定書」を締結

  東京都市大学(中村英夫学長)と早稲田大学(白井克彦総長)

下)国立大学法人東京農工大学(小畑秀文学長)と早稲田大学(白井克彦総長)