先進理工ラボリーダー

先進理工の「顔(Lab Leader)」。目線は世界へ
  • LAB AAA
    金属-かご型シロキサン系ビルディングブロックを用いた
    シリカ系多孔質触媒の合成
    研究内容
    ゼオライトなどのシリカ系多孔質触媒は工業的に利用されておりますが、現状の合成手法では触媒活性点となる金属種の環境を精密に制御することは困難です。そこで、ビルディングブロックを用いたボトムアップ的な合成手法に着目しました。本研究では、シリカ骨格からなる多面体状分子であるかご型シロキサンに金属種を導入した化合物を予め合成し、これを連結することで従来よりも高性能なシリカ系多孔質触媒の合成を目指します。
    研究室紹介
    ナノレベルで無機化合物を設計する
    当研究室では無機物質化学から無機有機複合系化学を主領域に、美しく有用な物質群の創製と、それらの組成構造制御と機能創製をナノ・メソスケールレベルで達成することを目指しています。資源・エネルギー・環境の諸条件を考慮し、分子集合体等の特徴を活用して、学理の創造に繋がるメソスケールの無機有機複合系の材料設計を斬新な発想で展開しています。
    ラボリーダーとして
    風通しの良い環境を目指して
    当研究室には45名と非常に多い学生が在籍しており、各時が研究テーマを持ち日々実験に取り組んでいます。その全員が主体的に行動し、かつ自由な発想で研究に取り組むことができるよう、常に実験環境や研究室の雰囲気向上に配慮していきたいと思います。そして、研究室のひとりひとりがその長所を異端なく発揮し活躍できるよう、活発な議論をおこなうことができる風通しの良い環境づくりに努めていきたいと思います。
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    広い視野を持ち、多角的に考える姿勢
    当研究室は学生の在籍数が多いことから多種多様な研究テーマが存在します。私はそのすべてのテーマを理解するべく、文献調査や学会聴講などを通して広く知見を深めることを心掛けています。その結果、多岐のテーマにわたって高度な議論を行うことができるようになっただけでなく、自身の研究テーマに新たな価値があることに気づくことができました。このように、広い視野で多角的に考えながら、今後も研究を遂行していく所存です。
  • LAB AAA
    シルセスキオキサン系自己修復材料の作製
    研究内容
    材料の長寿命化や安全・安心、信頼性向上などの観点から自己修復材料が近年注目されています。当研究室ではシロキサン(Si?O?Si)結合の可逆性に基づくシロキサン系材料の自己修復に取り組んでおり、シリカをナノレベルで構造制御することで、室温下で自己修復能が発現することを見いだしました。私はSi?C結合を有する有機シロキサンを骨格に用いることで、より高い自己修復性を有する材料の作製を目指しています。
    研究室紹介
    精密な構造制御による新規材料の創製
    当研究室では、無機分子もしくは無機有機複合体を分子レベルで設計することにより、新規機能を有する材料の創製を目指しております。現在は自己組織化を1つのキーコンセプトとし、多孔質材料や光応答性材料、自己修復性材料などを主なターゲットとして研究を進めています。
    ラボリーダーとして
    安全・健康を最優先
    当研究室では、45名の学部生や大学院生が各々にテーマを持ち、日々研究に取組んでおります。目標に向かって励むことは大変素晴らしいことですが、そこで実験上の安全や自身の健康をないがしろにすることは絶対あってはならないことです。私はラボリーダーとして、安全面や健康面には細心の注意を払うと同時に、学生が楽しくかつ集中して研究に取組める様な場所を作りたいと思います。
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    常に観察を続ける
    私の研究は偶然の発見によって大きく進展しました。今までは自己修復には高温条件での処理が必要だと考えられていましたが、ある日サンプルに自分の吐息を吹きかけてみたところ、クラックが瞬時に修復する様子を観察することができ、水分が重要であることを明らかにすることができました。常に観察を続けたことがこの結果に結びついたと考えています。このときの感動があったからこそ、私は研究の面白さに気づくことができました。
  • LAB AAA
    高密度ポリマーブラシが表面に修飾された
    無機ナノシートの作製
    研究内容
    材料表面に高密度なポリマーの薄膜 (ポリマーブラシ) を固定化することで、濡れ性の改善や汚れ防止などの表面改質が可能となります。ポリマーブラシの固定化は、バルクの基板、ナノ粒子などの表面に多く適用されていますが、私は異方性に優れた二次元単結晶ナノシートの表面に着目しました。無機ナノシート表面に高密度ポリマーブラシを修飾し、これまでにない性質や機能を示す材料の創出に取り組んでおります。
    研究室紹介
    ”無機-有機ハイブリッド材料”の合成
    当研究室では、無機材料と有機材料を組み合わせることにより、双方の特性を併せ持った次世代材料である”無機-有機ハイブリッド材料”の作製を行なっています。無機合成化学の合成技術と有機化学・高分子化学の合成技術を駆使して、得られたハイブリッド材料の構造・物性評価の検討を行っています。
    ラボリーダーとして
    切磋琢磨できる人こそ真の研究者
    無機―有機ハイブリッド材料の研究を行う当研究室では、各々が多岐にわたる研究テーマに取り組んでいます。それぞれが持つ得意分野を活かし、活発なディスカッションを行うことで、互いに新しい発見をすることができます。私はこの互いに切磋琢磨する姿勢こそが、研究のモチベーションになると思い、学年の垣根を越え、活気ある議論ができる雰囲気づくりに尽力していきたいと考えております。
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    飽くなき探究心の先にあるものを目指し
    私は子供のころから、知らないことがあれば調べずにはいられない性格で、研究生活においてはこれが常に活かされています。研究がなかなかうまく進まず、悩むこともしばしばありますが、私は途中で諦めずに、どうすればうまくいくか考え、常に「もっと知りたい」という気持ちで研究に取り組んでいます。これからも探究心を忘れずに、繰り返し挑戦することで、その先にある成果を追究していく姿勢を大切にしていきたいです。
  • LAB AAA
    酸化重合による高屈折率ポリマーの合成およびその性質
    研究内容
    現在高屈折率ポリマーの研究をしています。近年、技術の進歩により様々なデバイスに高性能な光学材料が求められ、無機物に代わる材料として高い光学特性を示すポリマーが注目されています。そこで、クリーンな重合法である酸化重合によりポリチオエーテルを合成し、その高い硫黄含有率に基づき高屈折率材料としての可能性を見出しました。現在は新たな構造を導入し更なる光学特性の向上を目指しています。
    研究室紹介
    新しい機能性高分子の開拓
    私たちは、「機能性高分子の精密合成および分子機能の開拓」をテーマにエネルギー・環境問題を意識した幅広い高分子材料の研究に取り組んでいます。次世代の蓄電デバイス、光電変換素子、エネルギーキャリア、スマートコーティングなどに関わる新しい機能有機材料を創製しています。博士・修士大学院生を中心に日々活発な議論を交わし、向上心をもち課題に取り組んでいます。
    ラボリーダーとして
    多様なテーマをもつ仲間との協働
    私はラボリーダーとして研究室における協働の活性化を目指します。50人以上が在籍する大きな研究室であるため、多様な研究テーマが存在します。それぞれの得意な分野をかけ合わせることで、新しい観点から自身の研究を見つめることができ、深みのあるものになります。学年やテーマを問わず積極的に意見を出し合い新たな発見が生まれるような環境づくりに尽力していきます。
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    何事も学ぶ姿勢
    私は、人の意見を真摯に受け止め何事も学ぶ姿勢を大切にしています。現在、多様な専門分野を持つ仲間と積極的にコミュニケーションを図り、お互いの知識や経験を出し合いながら研究に取り組んでいます。その中で、私は必ず自分から仲間を信頼し学ぶことを意識しています。信頼関係を築きお互いに刺激を受けながら研究に取り組むことで、自分自身が他人と共に成長できると考えています。
  • LAB AAA
    MFI型ゼオライト膜上への炭素析出による膜透過分離性能の
    制御
    研究内容
    ゼオライトは炭化水素の分子径程度の結晶由来の均一な細孔を有する。したがって、ゼオライト膜はその特性を生かした分子ふるいによる高い選択性が期待される。しかし、直鎖/一分岐炭化水素の分離に適用できる細孔径をもつゼオライトが存在せず、その分離は難しいとされている。そこで、上述の系よりわずかに細孔径の大きいMFI型ゼオライト膜に炭素析出させて細孔径を狭めることで透過分離特性を制御する手法を検討している。
    研究室紹介
    広大なナノ空間を有する”ゼオライト”
    当研究室では主にミクロ多孔質無機材料である”ゼオライト”を用いた研究を行っています。ゼオライトは固体酸性質を持つことや結晶構造に由来する規則的な細孔、広い細孔容積と比表面積を有するといった特徴から酸触媒や分離膜などに応用されております。それらアプリケーションが環境・エネルギー分野の諸問題への解決・貢献へと繋がるよう、我々は日々研究を積み重ねております。
    ラボリーダーとして
    ”安全”を最優先に考える環境づくり
    当研究室に限る話ではないですが、研究において何よりも大事なことは”安全”であります。触媒反応やガス分離等を行う我々の研究室では、高温下での反応や高圧ガスを取り扱っており、個々人の不注意が大人数の負傷を招いてしまう事態もありうると考えております。日常のヒヤリハットや報・連・相を活発に行い、一同が安全に過ごせるように努めていきたい所存です。
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    仲間と自分らしさで創りあげる研究
    学部生時代は国際交流サークルに入っていましたが、サークルであるため指導者が居らず自分でプログラムを組み、問題点を洗い出し、日々仲間同士でアドバイスをしあうことで自己成長や留学生のサポートに努めてきました。研究も同様に日頃から研究などの問題や悩みについて積極的に話し、お互いにアドバイスをしあうことで磨き上げてゆくものだと考えております。仲間を大事にし今後も研究に励んでいきたいです。
  • LAB AAA
    固体プロトニクスを用いたアンモニア合成
    研究内容
    エネルギーキャリアとしての利用が期待されているアンモニアを高効率に合成する触媒プロセスの研究を行っております。アンモニアは有用な化学物質である一方、合成に多大なエネルギーが必要とされるため、新たな触媒プロセスの開発が求められています。これまでに固体プロトニクスを持ちいた新たな反応場を用いて高効率にアンモニアを合成することに成功しており、現在はその詳細なメカニズムの解明に取り組んでいます
    研究室紹介
    非在来型触媒反応で未来を切り開く
    環境とエネルギーの分野において次世代の技術のためになりうる新しい触媒プロセスを研究しています。非在来型の触媒システム、触媒プロセスの開発に力を入れ、固体イオニクスの酸化還元能を生かした触媒や、高度に制御された担持金属触媒、さらには電場やを併用した低温作動型触媒プロセスなどを独自に展開し、水素製造や付加価値の高い化合物の直接合成、環境浄化触媒システムの開発などに取り組んでおります。
    ラボリーダーとして
    個性尊重の精神
    関根研究室には、本当に個性豊かな学生が集まっています。チームとして研究を進めていくにあたり、その個性的な人間どうしが上手く相互作用し、1人では決して成し遂げることができない成果を創出できる場を整えるのがラボリーダーの役目です。私自信が触媒となる覚悟を持って、この研究室の皆が達成感をもって1年を終えられるよう務めたいと思います。
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    社会に貢献する研究
    私は大学2年生から現在まで、小中学生向け教材の契約を取る仕事をしておりました。その際には、常に学習現場の実情調査を行い、今まさにお客様が求めているものを把握するように心がけておりました。このような経験から身についた分析能力、および社会ニーズの発見能力を活かして社会に役立つ研究を進めていきたいと思います。
  • AAA
    イミダゾールジペプチドの新規製造法の開発
    研究内容
    イミダゾールジペプチドは抗酸化作用や疲労回復効果などを有しており、既にドリンクやサプリメント中の成分として市場に流通しています。動物の骨格筋などに多く含まれており、そこからの抽出により生産されています。しかし、本方法は目的物の純度が低い、コストがかかるなどの問題点があります。そこで私は合成酵素の一種であるL-アミノ酸リガーゼ(Lal)に着目し、本酵素を利用した新たな製造法の開発に取り組んでいます。
    研究室紹介
    微生物の無限の可能性を信じて
    木野研究室では「微生物を利用したモノづくり」に取り組んでいます。この世には非常に多くの微生物が存在しており、その1つ1つが面白い性質を持っています。その中には有用物質を創り出すことができるものも含まれており、そのような微生物を利用した生産法は従来法を凌駕してしまうこともあります。この分野は「フロンティア」であると言われています。まだ見ぬ新たな可能性を求めて私達は日々、研究を進めています。
    ラボリーダーとして
    皆が過ごしやすい環境作り
    研究室は長い時間を過ごす場です。そのため、研究室の環境をしっかりと整理することが研究をする上で非常に重要となってきます。私は率先して研究室の環境作りに取り組み、皆が心地よいと思えるような環境作りをしていきます。気持ちよく実験できるようになると、結果的に良い成果を出すことにつながっていきます。時には研究室のメンバーと相談して誰もが過ごしやすいと感じる理想的な環境の構築を目指していきます。
    自己PR
    向学心を忘れない
    成長のためには日々学習していくことが重要です。その学習をし続けるためには常に知的好奇心をもっている必要があります。私は不思議と感じたことがあれば深く追求し学んでいくことを心がけています。その積み重ねで人は成長していくことができると考えています。そしてその精神は研究にもつながっています。ふと目にする何気ない光景も、よく観察すれば疑問で溢れているはずです。私はその「なぜ?」と思う心を大切にしています。
  • AAA
    糸状菌由来III型ポリケチド合成酵素を用いた
    新規化合物の作製
    研究内容
    ポリフェノールやフラボノイドを代表例とするポリケチドは、植物や微生物の二次代謝産物であり、抗生物質や医薬品の素材として幅広く利用されています。当研究室では、数少ない糸状菌由来のIII型ポリケチド合成酵素に着目をしています。当該酵素の特異的な反応により、複雑な構造の化合物が容易に得られることも魅力の一つです。現在までに、筆者は多置換ベンゼンと推定される化合物を含む、複数の特徴的な生成物を検出しています。
    研究室紹介
    無理と無駄のない化学製品生産に向けて
    桐村研究室では酵素や微生物を生体触媒として利用し、有用化合物の生産に関して研究しています。クロコウジカビや酵母、各種の細菌をミクロのものづくり工場、酵素を生産機械と見立て、化学製品の効率的生産に応用するための研究を展開しています。クエン酸発酵生産機構の完全解明、新奇かつ特殊な酵素の研究を通じて無理と無駄のない化学製品生産に向けた応用生物化学とグリーンバイオテクノロジーの研究を精力的に進めています。
    ラボリーダーとして
    応用生物化学の楽しさを伝えるために
    ラボリーダーは研究室で得られた成果を分かりやすく研究室外に発信することが最も重要な役割であると考えます。日々好奇心を持って研究に励み、より多くの方に応用生物化学の楽しさ、酵素や遺伝子、微生物を用いた有用化合物生産の魅力と奥深さを積極的に発信していきます。また、他の研究室との研究内容の共有により連携や交流を深めることで、活発な議論を通じて協調協働できる一体感のある研究室の発展に努めていきます。
    自己PR
    前向きさと誠実さを大切に
    研究を進める上では、実験が思い通りに進まず苦労する時期もあります。そんなときこそ焦らず物事を見極め、周囲の意見に耳を傾けながら、粘り強く研究を進めてきました。研究者として誠実に、自らの研究に自信と責任を持てるよう、前向きに行動することを心がけています。今後も、向上心を忘れずに、広い視野を持って一つでも多くの知識や技術を吸収することで、さらなる成果と自身の成長へ繋げていきたいと考えています。
  • LAB AAA
    新規立体制御反応の開発と天然生理活性物質の全合成研究
    研究内容
    多種多様な生理作用を持つ天然物を効率的に合成するための新規立体制御反応の開発研究をしています。具体的には、炭素骨格と複数の立体化学が一挙に構築できる反応の開発研究を行っています。微生物や植物から単離される天然物には抗がん作用や殺虫作用を持つものがあり、医農薬品への応用が期待できます。天然物に散見される骨格を効率的に合成する方法論を開発することで、新薬の創生や有機合成化学の発展に寄与していきます。
    研究室紹介
    「複雑」な骨格を「短工程」で
    当研究室では「新規反応の開発」とそれを応用した「生理活性物質の全合成」をテーマに研究に取り組んでいます。特に立体化学を制御しながら鎖状の骨格を一挙に作り上げる技術に強みがあります。多様性に富んだ天然生理活性物質の効率的な合成を可能とし、これまでに抗がん作用を持つ化合物や結核の発症に関わる化合物の短工程合成を達成してきました。生理活性物質の量的供給を可能とし、薬理作用を持つ物質の創製の礎を築きます。
    ラボリーダーとして
    活発な議論ができる雰囲気づくりを
    研究生活で日々起きる新しい現象について、メンバー同士が活発に議論しあえる環境を整えたいと考えています。自分の研究結果に関する考察を他人に説明することで、情報が整理されて現象のより深い理解に繋がります。更に情報を多角的に捉えることができるため、新たな発見の機会も増えます。議論の種を見つけてそれを活発なものにしていけるように日頃からアンテナを張っておき、意見を戦わせる場を増やしていきたいです。
    自己PR
    いつまでも好奇心を忘れずに
    私の強みは知的好奇心が旺盛でそれを満たすための努力を惜しまない所です。天然生理活性物質の全合成研究は成果を出すの時間がかかる領域であると言われています。考えていた通りに反応が進行せず苦しい日々もありますが、失敗から得られた情報から改善策を考え、粘り強く何回もトライすることを大事にしています。原動力となるのは、「なぜこの現象が起こるのか?」という好奇心で、今後の研究生活でも大切にしていきたいです。
  • LAB AAA
    芳香族エステル基の触媒的官能基化反応
    研究内容
    触媒的クロスカップリング反応のカップリング剤は、芳香族ハロゲン化物が主役です。最近は安価なフェノール誘導体などがが使えるようになっています。私はより安価でユビキタスなカップリング剤の開発を目指し芳香族カルボン酸誘導体(エステル)のカップリング剤としての可能性とそれを促進する触媒の開発を行っています。
    研究室紹介
    研究室紹介
    分子という機能の最小単位には無限の組み合わせが存在します。その分子を組み立てるのが合成化学。合成化学には、自由自在な分子構築の「面白さ」と努力次第で革新的な結果が得られる「可能性」があります。いまだ分子化学的なアプローチが未開拓な研究分野は数多くあり、触媒を使った分子結合の活性化技術を応用することでイノベーションを生み出します。
    ラボリーダーとして
    ラボリーダーとして
    2016年4月からできた研究室で私達の研究室にはまだ"ルール"がありません。第一期生でラボリーダーである私と2人の同期、武藤先生、山口先生と一緒になって研究室のルールづくりを行っています。立ち上げは大変ですが、みな仲がよいので研究も含めて楽しく研究室生活を過ごせています。
    自己PR
    自己PR
    人とのかかわり合いが好きで、応化委員の活動の他にも様々なイベントを主宰したり酸化したりしていました。いまは毎日遅くまで研究を行う毎日ですが、研究がとっても面白く、楽しく研究室生活を過ごしています。みながびっくりすような触媒反応を開発することが目標です。
  • LAB AAA
    Bi-Te系電析膜の作製と解析およびマイクロ熱電変換素子
    への応用
    研究内容
    マイクロ熱電変換素子とは,熱エネルギーを電気エネルギーに直接変換可能な小型デバイスであり,環境発電などの観点から注目されています.私は,微細構造の形成が容易であるなど多くの利点を有する電解析出法に着目し,室温付近で高い特性が期待されるBi-Te系材料を用いてマイクロ熱電変換素子を作製しています.さらなる特性向上を目的として,Bi-Te系電析膜の開発から素子作製と特性評価まで一連で取り組んでいます.
    研究室紹介
    世界をリードする人材の育成
    本研究室では,固液界面に関する研究を,電気化学,計算化学などの観点から行っています.具体的には,電気化学的なマイクロ・ナノ加工プロセスや様々な計測手法を駆使して,新たなナノ機能材料や先進デバイス,およびこれらを創成するための設計指針を世に送り出すことを目的としています.また,本研究室には多くの留学生が在籍しており,日々の生活や毎週のゼミでは英語を使用し,国際的に活躍するためのスキルを磨いています.
    ラボリーダーとして
    世界でたたかうことのできる研究室へ
    ラボリーダーであるという自覚を常に持ち,研究室の学生の模範となれるように努力します.絶えず発展しているナノテクノロジー研究の中で,常にアンテナを張り最先端の研究に触れて,世界でたたかうことのできる研究室になれるように努めていきます.多くの留学生が在籍し国際色豊かであることや,毎週のゼミでも英語でディスカッションを行うなどの特徴を最大限にいかし,学生同士互いに切磋琢磨していきたいです.
    自己PR
    多角的な視点からの研究
    私は,最先端の研究で世界に貢献できる研究者を目指しています.独創的なアイディアを発想するためには,自分の専門領域を深めることはもちろんのこと,幅広い視点を持つ必要もあると考えています.そのため,自分の研究分野だけではなく,他の様々な研究分野から社会的な問題まで幅広く興味を持ち,知識を取り入れるように努めています.今後も常に周りの動向に目を向け,多角的な視点から研究を進められるように頑張ります.
  • LAB AAA
    Sn系負極のリチウムイオンキャパシタ適用に向けた検討
    研究内容
    私は現在、「蓄電デバイス」に関する研究を行っている。近年、環境問題解決のために再生可能エネルギーが話題となっているが、発電が自然状況に左右されるため出力が不安定である。そこで再生可能エネルギーの更なる有効活用のためにも「蓄電デバイス」は多くの利用が見込まれている。私は特に、現行のリチウムイオン二次電池に比べ、高速充放電さらに長寿命を実現するために新規材料としてスズなどを提案し研究を行っている。
    研究室紹介
    電気化学で生み出す社会貢献
    当研究室では、電気化学ナノテクノロジーを軸にして、二次電池・磁気記録材料・バイオセンシングデバイスなど広範囲に渡る分野の研究を行っています。ナノレベルの挙動を扱う電気化学は、奥が深く無限の可能性が広がっています。その技術を社会に役立てることを目標とし、学術的な面だけでなく、実用化に向けて多角的なアプローチを行っています。これらを実現するべく、研究室全体で議論を重ね、実験に取り組んでいます。
    ラボリーダーとして
    協力を促せるリーダーシップ
    研究室全体として協力し合える環境を作ることは、研究への士気が向上するだけでなく、各々の研究の発展に大きな影響を与えると考えています。そのため、積極的な議論の場を設けるだけでなく、様々な場面で周囲の連携を促す存在となるように心がけています。また、実験結果を貪欲に追い求めていく姿勢を貫くことで、研究室全体が活発化し、異なる背景を持つ学生同士がよい雰囲気の中で刺激し合うことができると考えています。
    自己PR
    考え抜きやり抜く姿勢でステップアップ
    研究でつまずいたときは、文献調査や学生・先生方との議論を通じて原因を考え抜き、更に実験をあきらめずに何度も繰り返すことで、ようやく良い成果を挙げられるものだと考えています。今後も、徹底的に考えた上で最後までやり抜くことをモットーに研究を進めていきたいと思います。また、研究室の全員が明るく楽しく過ごしていけるような雰囲気作りにも貢献していきたいと考えています。
  • LAB AAA
    Teイオン添加によるZMH析出・付着抑制効果の検討
    研究内容
    原子力発電の使用済核燃料再処理プロセスにおいて、配管や機器に対する不溶解性残渣の付着が起こり、配管閉塞や伝熱効率の低下が問題となっています。不溶解性残渣の代表物質がモリブデン酸ジルコニウム(ZMH)です。これを晶析工学的見地から抑制することが研究目的です。本研究では、Zr,Moの2成分にTeを加え、Te添加時の析出機構の解明や析出・付着の抑制効果の検討をおこなっています。
    研究室紹介
    自主性を重んじた研究室
    平沢・小堀研究室は全学生が晶析工学に関する研究を行っています。研究室内では、①医薬品・食品、②環境・エネルギー、③ナノ結晶、④制御、⑤バイオミネラリゼーションの5つのプロジェクトに分かれ、プロジェクト内での意見交換を通じ自身の研究を深めています。「あせらず、たゆまず、楽しんで」をモットーに、各々の自主性を重視し、研究のみならず多様な考え方を学べる研究室です。
    ラボリーダーとして
    より研究が進めやすい環境を
    研究室の代表として、研究をする上で環境改善を行うことが目標です。そのために、研究室内での議論の活性化を行い研究を進める、研究室内の機器・試薬の管理を行いたいと思います。
    自己PR
    集団管理能力
    私は積極的にリーダーに就くよう常に心がけてきました。これまで、中学・高校の部活動での部長職や、研究室のラボリーダーなど所属した様々なコミュニティで代表を務めてきました。また、学生間の活動だけでなく、合唱連盟の事業運営にも参加し、部署のチーフなどを務めてきました。これらの経験から、研究だけでなくマネジメント能力にも長けていると考えています。
  • LAB AAA
    単層カーボンナノチューブのカイラリティ制御合成
    研究内容
    カーボンナノチューブ(CNT)は優れた性質を持つナノ材料です。カイラリティはCNT内の原子配列を意味し、これによりCNTの構造が異なります。構造によって性質が異なり、CNTの構造制御、つまり性質制御は化学センサー等の飛躍的な性能向上に繋がります。本研究では化学工学の視点から高選択性・高収量を達成する合成手法を探索します。また、生産性向上のために反応面積の拡張を行い、数十倍の収量向上を狙います。
    研究室紹介
    ナノ材料の実用合成技術
    物質の構造をナノスケールで制御することで材料に新機能を創製させることができます。そこでナノ材料を大量に合成する需要が生まれますが、実験装置を単に大きくするだけではナノ材料を沢山つくることはできず、ナノ材料ではなくなってしまうこともあります。そこで、本研究室ではナノ材料の出来方の基礎研究を行ない、得られた知見から新しい作り方を提案・実践して、ナノ材料を実用的に合成する手法を探索しています。
    ラボリーダーとして
    議論が活発な研究室づくり
    本研究室では一人一つの研究テーマが与えられるため、同じ研究室であるにも関わらず様々な知識のバックボーンを持ったメンバーが集まります。各人が自分自身の専門分野のスペシャリストとなることで、研究室全体として幅広い知見を得ることができます。また、そのようなスペシャリスト同士が日々ディスカッションを重ねることで、異分野の知識を取り入れ、新たな化学反応を起こすことができると思っています。
    自己PR
    実用化を考えた研究計画
    私は実用化を念頭に置いて研究を行なっております。論文を書くだけでしたら良いデータを出しさえすればよいかもしれません。しかし実用化を目指す上では複雑すぎるプロセスも存在します。社会への貢献を考えると、ラボスケールでの実験操作のみならず、工業的に現実的なプロセスであるかも重要です。そこで将来の実用化のことを念頭に置きつつ、簡易・高速プロセスのために必要なことを検討しながら研究を行なっております。