先進理工ラボリーダー

先進理工の「顔(Lab Leader)」。目線は世界へ
  • LAB AAA
    fMRIを用いた安静時脳活動計測による
    インターネット依存症の診断補助手法の開発
    研究内容
    近年スマートフォンやタブレットなどの携帯端末の急速な普及によりインターネット依存症が社会問題となりつつあります。しかしその診断はアンケートや問診など主観的なもののみとなっている。そこで本研究ではfMRIによって脳の時系列波形を読み取り、解析することにより客観的な指標を得ることを目的としています。
    研究室紹介
    21世紀のキーテクノロジー「超電導」
    超電導とは約-200度という極低温の環境下において、ある種の金属の電気抵抗が0になる現象です。超電導は21世紀のキーテクノロジーの1つとされており、世界の多くの研究者たちが実応用に向けて競い合っています。その中でも私達は超電導ケーブルなどの電力機器開発を目指した研究、高性能なMRIへの応用を目指した研究、超電導磁気センサーを用いた生体磁気計測(脳機能解明や心疾患診断など)の研究を行っています。
    ラボリーダーとして
    活発な研究室の雰囲気づくり
    私は、個々の発想や考えを皆が発信しやすい雰囲気づくりに努めたいと思っています。研究室には男性・女性、学生・留学生・客員教授のシニアの方々と様々な人が所属しています。その多様な人々の意見を融合していくことで研究が良い方向に進んでいくと思います。そのために、リーダーとして周りの意見を引き出しかつ受け入れる姿勢を示し、活発な意見交換ができる雰囲気を作っていこうと考えています。
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    接しやすいリーダーに
    私はこれまで個人競技をしてきて、その団体のメンバーが最高のパフォーマンスを出すためにはどうしたら良いのか考えてきました。その経験を活かして研究室でも研究班1つ1つがより良い結果を出すために、班内だけでなく班を越えた交流、意見交換ができるように私が間に入っていこうと思います。
  • LAB AAA
    ディープラーニングによる話者識別法
    研究内容
    近年広く社会に利用されている生体認証システムですが,その一部の声紋認証は,音声が画像などのデータと違い扱いが難しく,特徴量を得づらいため,精度がまだまだ不十分な状況です.そこで,画像の分野で成功を収めたCNNを使用し,音声波形を画像のように扱うことで,そこから有用な特徴量を獲得し.話者を識別するという研究を行っています.
    研究室紹介
    確率の観点から様々な振る舞いを考える
    井上真郷研究室では確率的情報処理の分野を扱っており、その対象は画像、音声、医療と多岐に渡ります。研究を進めていく中で問題に衝突した時、テーマへの強い関心がそれを乗り越えるため支えてくれると思います。本研究室には自分が興味を持ったテーマについてとことん研究できる環境があります。
    ラボリーダーとして
    活気ある研究室に
    私はラボリーダーとして,何事も一人で片付けようとせずに,皆に相談し,皆で決めて,皆で分担し取り組んでいきたいと考えています.些細なことでも協力し成し遂げることで,友情と団結力が生まれます.仲の良い仲間がいれば研究室に足を運ぶのが楽しくなるし,先輩後輩に関わらず,研究について相談・議論がしやすい環境が作られ,活気が生まれると考えています.
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    あまりリーダーシップはないけれど
    私にはリーダーシップがあるとは言えません.どちらかというと,影でサポートすることのほうが向いていると思います.なのでリーダーになったからと気張らずに,私が得意なやり方で研究室のみんなを支えられたらいいなと思っています.
  • LAB AAA
    紫外線耐性の概日制御を介したシアノバクテリアの
    適応戦略
    研究内容
    昼夜の変動に伴う環境の変化に適応するために、様々な生物は概日時計と呼ばれる時間を測る機構を持っています。しかし、いつ、どんなシステムが元となり生物が概日時計を獲得してきたのかは未だによくわかっていません。私は現在、昼間の有害な紫外線照射からDNA 複製や細胞分裂など紫外線感受性の高い活動を避ける過程で生物は概日時計を獲得したのではないかという仮説についてシアノバクテリアを用いて検証を行っています。
    研究室紹介
    時間、空間的な広がりを見せる「生命」
    生物は様々な時間、空間的な変動を見せます。バクテリアのような単純な生物でも、その生理活性は概日時計に従って時間的に、その「かたちづくり」は細胞集団の離合集散に伴い空間的な変動を示します。生物が見せる時間、空間的な発展は、複雑に相互作用する様々な要素からなるシステムによってもたらされています。私たちの研究室は生物のこのような巧妙なシステムを、ドライ、ウェット問わず幅広い手法で解析しています。
    ラボリーダーとして
    さまざまな議論の場となる研究室へ
    私たちの研究室は、研究対象とする現象、生物種ともに多岐にわたっています。さらにいわゆる理系の研究室の中では珍しく、バイオメディアアートなど自然科学的な視点以外から生命をとらえようとするアーティストの活動の場ともなっています。異なる分野であっても同じ場を共有しているメンバーが活発に議論をすることで互いに刺激を得ることができるような研究室づくりに関わっていきたいです。
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    主体性を持った研究姿勢
    これまでの研究でも私は自分で主体性を持って研究テーマを発案し、それを発展させるための実験系の構築や、議論を活発に行うことができました。これまでの研究で培ってきた能力を生かしてさらに新しい手法、知識を柔軟に吸収していくことで自身の研究を発展させ、新しい分野を開拓していけるようにしたいと思っています。
  • LAB AAA
    確立的モデル予測制御を用いた自動運転車両のための
    経路設計
    研究内容
    私は自動運転車両のための経路設計システムの構築に関して研究を行っています。本研究では走行車両間の相互通信が可能という前提の下、システムを搭載した車両が周囲の他車両から情報を受け取り、まず未来の状態まで考慮した最適化を行います。その後実際に走行し、再び最適化計算を行う、という処理を繰り返します。この様に予測という処理を取り入れているため、確実性の高い安全な交通システムの実現が期待されています。
    研究室紹介
    最先端の制御理論の研究とその応用
    現在,内田研究室は修士6名,学士5名で研究活動を行っています.制御工学(インテリジェント・コントロール)研究室として,最先端の制御理論の研究とその実システムへの応用を目指して,様々なテーマで日夜研究活動を行っています.海外からの留学生も多く,様々な刺激を受けられる研究室です.
    ラボリーダーとして
    コミュニケーションを大切に
    研究室の生活の中で,個々が研究に集中することはもちろん大切なことではありますが,他の人とのコミュニケーションも大切なことではないでしょうか.コミュニケーションの中で,頭の中で考えていることが整理され新しいアイディアが生まれることや,研究室全体の雰囲気も和やかになると考えるためです.修士2年になったので,コミュニケーションが盛んになるように,全体を引っ張っていきます.
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    メリハリ
    研究室にはコアタイムはなく,それぞれが自分のペースで研究に励んでいます.そのため,学生生活の過ごし方は,自分次第で良くも悪くも大きく変わってしまいます.学生の本分は学業であるといわれるように,研究に精を出すことはもちろんのこと,メリハリを持って様々なことに興味を抱き,知見を広げ,厚みのある人間性の確立を目指します.よろしくお願いします
  • LAB AAA
    高分子絶縁体材料の劣化メカニズムの解明
    研究内容
    福島第一原子力発電所で発生した重大事故(SA)の教訓を踏まえ,SA環境下において機能を維持できる電気・計装設備の検討が進められています。そこで私は,原子力プラント内で用いられている低圧ケーブルの高分子絶縁材料について,インデンターモジュラスやFT-IR,THz-TDS,誘電率などの測定を通して,SA環境下における放射線や熱・水蒸気による劣化メカニズムの解明に取り組んでいます。
    研究室紹介
    誘電体材料研究
    誘電体とはバンドギャップの広い物質を指します。電気的には絶縁体としての性質を示すため,電気機器やケーブルの絶縁材料,電子部品の基板などに幅広く用いられています。一方で,光学的には吸収端波長が短いという特徴を持つため,光ファイバーや非線形光学素子としても使用されています。大木研究室ではこの誘電体を研究対象として,電気的・光学的性質を調べています。
    ラボリーダーとして
    研究室全体での雰囲気作り
    数多くの実績を残している大木研究室ですが,今年度も沢山の成果を挙げて躍進することを目標としています。ラボリーダーとして互いのメンバーが精進できるよう研究室全体に気を配って,こまめにコミュニケーションを取り合い,研究室内の良い雰囲気を常に保っていきたいと思います。そのために自らが主体となって行動を起こし,刺激を与えると共に頼りにされる存在を目指しています。
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    人に伝わる文章を
    研究室に配属されてから,他人に自分の取り組みを発表する機会が増え,考えていることを伝える難しさを体感しました。素晴らしい研究をしても,理解されなくては意味がありません。自分の考えを伝えるスキルは研究だけではなく社会や,私生活でも重要になります。自分の研究を発表する際には,「高校生にも理解できるか?」ということを意識し,研究を通して伝える力を伸ばしていきたいと思っています。
  • LAB AAA
    魚類の各組織の光応答性の解析
    研究内容
    魚類の体内時計はヒトをはじめとする哺乳類とは異なり、各組織が独立に光受容することで時刻合わせが行われるといわれています。しかしながら単一個体の明暗条件を組織ごとに変えることが困難であることから、個体レベルで各組織の光受容能について検証された例はありません。私はドジョウの明暗条件を組織ごとに変えることで、魚類における各組織の光受容能の解明を目指しています。
    研究室紹介
    生物はどのように情報を利用するのか
    光は、生物にとって重要な外部情報の一つです。光を受容する分子は、網膜・皮膚・脳などに存在し、視覚だけでなく、時刻や季節、また方位など多様な情報の感知に関わっています。岡野俊行研究室では、分子や遺伝子、細胞、個体を対象とし、分子生物学、細胞生物学、生化学、分子生理学の最先端の研究技術を用いて、神経系での外部情報の受容・伝達の分子メカニズムの解明やその人への応用を目指しています。
    ラボリーダーとして
    模範となり、活発な研究室づくりを
    私達の研究室では、ゼミの中での質問や普段のディスカッションを大切にしています。私はラボリーダーとしてその中で、まずは模範となって単純なことから込み入ったことまで質問することを心がけています。また、研究に対して積極的に楽しく取り組む姿を見せるとともに、研究に関わらず積極的にコミュニケーションをはかり、皆がモチベーション高く研究できるような雰囲気づくりに取り組んでいきたいと考えています。
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    幅広い視野を持ち、研究をより良く
    何かを明らかにするための基礎研究と、基礎研究の成果を世の中に役立てるための応用研究が入り混じる本研究室の環境を生かして、幅広い視野を持つことを大切にしています。研究室内外を問わずディスカッションを重ね、研究上の問題点を多角的に検討することで、問題点の解決に努めてきました。これからは、自分の研究だけでなく、他人の研究を発展させるような建設的な意見を発信できるように取り組んでいきたいと考えています。
  • LAB AAA
    ボールミル法により作製したCu2ZnSn(S,Se)4(CZTSSe)
    薄膜の太陽電池応用に向けた副生成物形成の抑制
    研究内容
    近年太陽電池が注目を集めており、中でもCZTSSeは構成元素が地殻中に豊富に存在し安価であることから太陽電池の材料として注目されています。そこで私たちは生産性が高いという特徴を持つボールミル法を用いて、太陽電池応用に足るCZTSSe薄膜作製の研究を行っています。作製した薄膜に副生成物が混入していると良質な太陽電池が得られないため、現在はラマン分光法などを用いて副生成物形成の抑制の検討をしています。
    研究室紹介
    新材料の電子や光子の振舞いを制御する
    人工的に作られた物質や自然界に存在する物質の多くは電子の振る舞いがその物性に大きく影響しています。化合物半導体を電子や光子のレベルまでミクロ化・量子化すると、このことによって各種材料の高機能デバイス化への障害となる諸問題について徐々に見えてきます。実際に各種の半導体を主とした結晶を作製し、その微細構造を形成することによって各種新材料における電子や光子の振る舞いを制御することを検討しています。
    ラボリーダーとして
    互いをフォローしあえる研究室へ
    今までは様々な先輩に支えられながら、自分の研究のみに取り組んできました。今後はラボリーダーとしての自覚を持ち、自分の研究テーマ以外の他の研究テーマについても深く理解をすることで、研究室全体の情報を把握していこうと思います。そして得られた情報を率先してみんなに発信し、研究室員全員で、私を支えてくださった先輩のように、お互いをフォローしあえるよう心がけていきたいです。
    自己PR
    何事にも真摯に取り組む
    学部生の頃は個別指導塾の講師として、生徒の立場にたち、生徒に真摯に向き合つつ、楽しく勉強することで、つらい受験を一緒に乗り超えました。この経験を活かして研究室内でも真摯に研究に取り組み、結果を出せるよう頑張っていきたいです。また、研究室のムードメーカーとして、みんなを盛り上げ、楽しく研究がおくれるように尽力していきたいと思います。
  • LAB AAA
    食物繊維が腸管免疫に及ぼす影響の検討
    研究内容
    腸内細菌は腸管免疫において重要な因子の一つであり、近年宿主の様々な免疫機能に影響を及ぼす事が解明されつつあります。一方でイヌリンは腸内細菌の餌となり、腸内細菌を活性化することが報告されています。しかし、イヌリンの摂食が腸管免疫のどの部分にどのような影響を及ぼしているかは解明されていません。そこで、イヌリンの摂食及び摂食パターンがマウスの腸管免疫に及ぼす影響について解明したいと思います。
    研究室紹介
    多面的な体内時計研究
    当研究室の専門は実験動物やヒトを対象とした体内時計の研究です。最近では、特に、食事による栄養成分の摂取、あるいは運動を“いつ”行うのが効果的かに着目した研究がメインに行われています。このように、当研究室では日常生活に密接した内容について研究ができるため、有意義です。時間をテーマに扱うため、苦労する実験もありますが、学会での発表や海外に行く機会も多く頂けるため、とても充実した研究室生活がおくれます。
    ラボリーダーとして
    各学生の個性を伸ばし更なる飛躍を
    当研究室は研究内容に応じて班が分かれており、学年を超えて実験を協力する事で、相互に刺激し合い、知識を共有し、個性を伸ばせる環境が出来ています。この環境の良さ活かせるように、研究室内で各学生が生活しやすい環境の整備を行い、学生全員が自身の研究に対して十二分に力を発揮出来るようにしたいと思います。これにより、研究室全体の更なる飛躍を目指していきたいです。
    自己PR
    常に探求する精神・積極性を持つ
    当研究室では、身近な内容を多く研究しており、日常生活に応用するためにも明確な目的を持って研究を進めることが重要です。目的を十分に踏まえ、「何が未知か?」「何が必要か?」を常に探求し、それを達成できるように研究に取り組んでいます。その際、幅広い知識を持つ事や、様々な方と議論を重ねる事がその助けになると思うので、積極的に学ぶ姿勢、コミュニケーションをとる事を大切にして研究室生活を送ろうと思います。
  • AAA
    NIR-HSIを用いた潜在指掌紋の顕在化
    研究内容
    可視光を照射して励起させることで目視では確認しにくい残留指掌紋を非侵襲・非接触で顕在化させる研究を行っている。可視光を用いた顕在化法は従来法である粉末法・液体法・気体法が持つ。対象物に粉末や試薬を付着させるため現状復帰が困難である場合が多い。薬品によって残留指掌紋中に残存するDNA断片を汚染してしまう可能性があるといった欠点を克服することが期待されている。
    研究室紹介
    光の特性、分光学を応用
    本研究室では、量子物理学を基盤とした第一原理計算からの物質の諸性質をシミュレートする研究、10兆分の1秒という極めて短いパルス幅のレーザーを用いて半導体における電子のダイナミクスを1兆分の1秒という時間スケールで調べる研究、難病に対して非侵襲的すなわち生体になんら変化をもたらさないような新たな診断法を分光学を応用することによって探る研究、などを行っている。
    ラボリーダーとして
    研究室としての成果をまとめる
    現在、ラボリーダーとして行っている業務内容としては研究室内の研究活動の把握や学会発表のリストの整理などを行っています。今年度はラボリーダーとして上記の業務を継続しつつ現在行っている研究に留まることなく、過去の研究実績データなどにも目を向けて研究室としての成果をまとめていきたいと考えています。またそれ以外に研究を促進するような活動というのも行っていけたらと考えています。
    自己PR
    輪を大切に
    宗田研究室にはコアタイムがなく、学生は自分でスケジュールを決めて研究に励んでいます。そのため、研究室にいる時間は人によって異なってしまいます。このような状況下でも学生同士の交流が希薄化しないように、定期的に皆が集まれるような機会を主体的に設けています。今後も学生間でコミュニケーションを取りやすいような雰囲気づくりを心がけていきます。
  • LAB AAA
    二次元量子ドット内電子の外部電磁場によるスピン軌道
    相互作用の増幅
    研究内容
    電子には「電荷」のほかに「スピン」という物理量があり,このスピンを利用する新たな技術の開発が注目されてきています。私の研究はスピンの特性に関する基礎研究で,具体的には,二次元量子ドット内に閉じ込められた電子に外部電磁場を加えたときに,スピンの変調がどのように表れてくるのかを,実空間差分法による数値計算,および摂動法による解析的計算によって明らかにしています。
    研究室紹介
    量子材料学研究室
    武田研究室の正式名称は,「量子材料学研究室」です。「物理・化学・生物の垣根なく,自然現象を研究する」という理念のもと,量子力学を用いて材料モデル中の電子の振る舞いを計算し,新材料の物性を実験に先駆けて予測し,今後の実験の指針を与えることを目標として,日々研究に励んでおります。研究班としては,量子ドット内電子の振る舞いを研究する「理論班」と,新材料の物性を計算する「材料班」があります。
    ラボリーダーとして
    「研究室」を作る
    私のラボリーダーとしての目標は,「研究室」を作る,ということです。研究室内に関しては,みんなが真剣に研究し,ときに仲良くコミュニケーションするような,研究の活気と居心地の良さが両立しているような研究室を,研究室外に対しては,研究室配属前の学生や他の研究室の学生,さらには元研究室生の方々が気軽に訪問できるような研究室を,今後作っていきたいと思っております。
    自己PR
    今まで成し得なかった成長を
    研究室配属前まで私は,真面目に授業を受け,良い成績を収めることが一番だと考えておりました。また,理系の学問は,数式を受け入れることがすべてで,物理的直感などナンセンスだと考えておりました。しかし,研究室に入ってから,勉強したことを研究に生かす大切さや,物理的描像の重要さなど,これまでとは違った視点を持つことができるようになりました。研究室生活を通して,これからも私はさらに成長していきたいです。
  • LAB AAA
    数理モデルによる真正粘菌変形体の行動決定メカニズムの
    解明
    研究内容
    生命システムを解明するために真正粘菌変形体という生物を対象としています。粘菌は脳や神経系を持たないにも関わらず、迷路を解くことができるなど知性があるかのように振る舞います。その為、粘菌の行動メカニズムを解明することは、工学的にも応用が期待されています。私は、この仕組みを解明するために二者択一問題を粘菌に与えています。画像解析・数値計算・統計解析を行って得た結果を元に数理モデルの構築を試みています。
    研究室紹介
    生命現象を数理的立場から理解する
    「生物を学び、生物から学ぶ」という方向性を共有し、生物が生き物らしく振る舞い生存できるシステムに対して数理的な立場から研究しています。生物のリズムやパターン形成の理解を深める基礎的なものから、その適応過程を工学的に応用するテーマまで様々なものがあります。対象生物としては、粘菌・蟻・シアノバクテリア・人などがあります。研究室では、それらに対して、実験と理論の両側面から理解することを目指しています。
    ラボリーダーとして
    多角的な視点で物事を捉える
    高松研究室では、各々がテーマを持ち研究していて、人によって知識や技術力などは様々です。その為、研究内容が異なる方々の意見を取り入れることで、今まで考えつかなかったアイデアが生まれ、別の視点でアプローチする重要性に気づくことができます。ラボリーダーとして、積極的に意見を交換できる環境作りだけでなく、各々が積極的に様々なものを吸収しようとする心を持つように、自らが見本となって挑戦していこうと思います。
    自己PR
    計画性と信頼性
    何事にも計画的に取り組み、様々なことを丁寧に両立できます。学生生活は学業が中心ですが、サークルやアルバイトも積極的に行っています。研究室では自分のみならず後輩のサポートなど多忙を極めています。この中で私は、期限に余裕をもって計画を立て、様々なことに取り組んでいます。その結果、信頼も得て、学会にてポスター発表をさせてもらいました。また、サークルでは幹事長、アルバイトではバイトリーダーを任されました。
  • LAB AAA
    離島オフグリッドにおける導入設備容量・運用方法の決定
    研究内容
    近年、再生可能エネルギーや分散型電源を用いて、電力系統から独立して電力供給を行うオフグリッドの導入が進められています。離島などでの送電設備投資のコスト削減、自然災害などによる停電リスクの解消が期待される一方、導入に膨大なコストがかかる上、電力供給が不安定になってしまうことが懸念されています。そこで最適なオフグリッド構成・設備容量・運用方法を決定する研究をしています。
    研究室紹介
    再生可能エネルギー導入の実現
    環境に配慮した電気エネルギーの安定供給は,持続可能な社会活動を実現するために必要不可欠です。当研究室では、環境に優しい再生可能エネルギー源の導入と電気エネルギーの安定供給の双方を継続実現可能な次世代の最適な電気エネルギー供給形態をトータルデザインするとともに、その実現に向けた先進的方法論をコンピュータシミュレーションと次世代電気エネルギーシステム模擬実験を通して、研究開発しています。
    ラボリーダーとして
    よりよい研究環境の整備を
    現在林研究室では学生26名で研究活動を行っており、一人ひとり異なった研究テーマ を持って従事しています。研究室では個人が目標達成に励むことはもちろんのこと、積極的にコミュニケーションをとり、共有することが非常に重要だと考えます。情報共有によって物事を多様な視点で見ることが可能になり、より深く研究に取り組むことができると考えています。ラボリーダーとしてこのような環境を作れるよう尽力していきたいです。
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    広く興味を持つ
    私は自分の研究分野だけでなく、様々な分野に興味をもつことが大切であると考えています。扱われる対象や規模の違いはありますが、目的達成へのアプローチや考え方の中には自分が今まで出会ったことのない発見が必ずあります。様々な研究に触れ、価値あるものを見つけ出し、自分のものにすることで研究をより良いものにしていきたいと考えています。
  • LAB AAA
    気象衛星が収集する日射量データの時間軸補間
    研究内容
    私の研究テーマは,気象衛星が収集する日射量データの時間軸補間です.太陽光発電(PV)は将来的な普及が期待される再生可能エネルギーの1つです.PV設備の大規模導入を見据えて,シミュレーションによって電力系統の振る舞いを観察する試みが行われています.本研究で高時間分解能の日射量データを用いることで,電力系統シミュレーションにおいて,短期的な日射量変動に対する電力系統の反応をより詳細に議論できます.
    研究室紹介
    データに内在する構造・性質の解析
    コンピュータの処理性能向上や記憶領域増大によって,産業・学問の両領域で膨大なデータの蓄積が可能になりました.この膨大なデータを有効に活用する取り組みは近年大きな注目を集めています.本研究室の目標は確率・統計や機械学習という枠組みを用いてデータに内在する性質・構造を明らかにし,社会に有用な知見を得ることです.学生の研究テーマは各々が決めており,興味に応じて様々な分野にアプローチしています.
    ラボリーダーとして
    学生同士の交流による研究活動の促進
    私のラボリーダーとしての目標は,学生同士の交流を活発にすることでより生産的な研究活動を実現することです.本研究室では学生が各々多様な研究テーマに取り組んでいますが,基本的には確率や機械学習の枠組みに立脚しています.1人では解決が難しいと思える問題でも,多様な視点から捉えることで解決に導くことができると考えます.このために,学生同士の交流・議論をさらに活発なものにしていきたいと考えています.
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    組織としての研究室の生産性向上
    私は自分の取り組みのゴールを見据え,それに向けて主体的に取り組んでいく責任感を備えています.これはラボリーダーとして研究室を導いていく時にも重要です.研究室におけるラボリーダーの役割は,総体としての研究室の生産性を向上させることだと感じています.有意義な研究室生活には学生同士の活発な交流や議論が不可欠であり,それが結果的に各々の研究テーマの結実にも繋がると感じています.
  • LAB AAA
    信頼区間推定を用いた住宅負荷量予測
    研究内容
    再生可能エネルギーの出力は気候条件などに左右されやすく不安定なため、大量導入時には電力の需要と供給のバランス維持が困難となります。この問題には、予め電力の需要と供給量を予測し、予測情報に基づいた最適なシステムの運用・制御を行うことが効果的です。その予測の中でも、私は需要側に焦点を置き、不規則な負荷量変動に対しても確率的な幅をもった予測が可能な信頼区間推定を用い、住宅負荷量予測の研究を行っています。
    研究室紹介
    電磁エネルギーシステムの最適デザイン
    近年の計算機能力の発達により、数値解析技術は理工学分野において必要不可欠な要素となりました。若尾研究室では、電磁現象の応用分野において“利用効率を上げてエネルギー消費・環境負荷を抑える技術”、“低炭素社会の実現に向けた再生可能エネルギーの利用技術”を軸に、より統合化されたCAE技術の研究開発を進めると同時に、複数の専門領域にまたがる新たな電磁エネルギーシステムの最適デザイン開発に取り組んでいます。
    ラボリーダーとして
    メンバーが互いの能力を活かせる環境
    ラボリーダーとして最も大切な仕事は、研究室メンバーの能力を最大限に発揮させ、シナジー効果を生み出すことだと考えています。若尾研究室では、基本的には個人ベースで研究を進めます。しかし、各々の研究において共通している部分は多く、お互いに情報交換することで得られるものは大きいはずです。そこで、ラボリーダーとしてメンバーの研究を把握し、メンバーが互いの能力を活かすことの出来る環境を整えていきたいです。
    自己PR
    既存の枠にとらわれない幅広い研究
    若尾研究室では週2回のゼミに主軸に置き研究活動を進めています。先生との個人的なゼミでなく、他の生徒たちとの合同ディスカッションなので、様々な意見が飛び交い、それにより問題への多角的・俯瞰的なアプローチ力が養われていると感じます。また、その中で学生自ら問題を設定し、自らの意思で研究の方向性を決定できるので、既存の枠にとらわれない幅広い研究が行えます。今後もこの環境を生かし、研究を進めていきたいです。
  • LAB AAA
    熱間仕上圧延におけるH∞制御を用いた鋼板の蛇行制御系の
    構築
    研究内容
    製鉄工程の1つに熱間圧延という工程があります。これは、1000℃以上に熱せられた鉄の板(鋼板)をロールによって延ばしていき、巻き取ることで製品にしていくという工程です。この工程では、品質の良い鋼板を作るために様々な制御というのが必要不可欠です。品質の劣化に関わる問題点として鋼板の蛇行というものがあります。それを解決するために、鋼板の蛇行を抑制する制御系の構築をシミュレーションにより行っています。
    研究室紹介
    情報の力で実システムを自在に動かす
    コンピュータや電子機器を使って、航空機、自動車、船舶、工作機械などの実際のシステムを思い通りに動かすことを制御と言います。制御は様々な分野で活用されており、現代社会を支える基盤技術の1つです。アドバンス制御研究室である渡邊研究室では、主に圧延システム、空調システム、ドローンを制御するためのモデリングや制御系設計を行なっています。
    ラボリーダーとして
    互いの長所を自らの成長に生かす
    研究室生活では同期、先輩の発表を見る機会や後輩の研究指導など研究室内の人と関わる機会が多いと思います。その中で自分にはない他人の良いところを多く発見できると私は考えています。そこで、ただ発見するのではなく、 自らの成長に活かせる事がないかを意識しながら日々過ごしていくことで互いに成長を促すことができ、有意義な研究室生活を送ることができると思います。
    自己PR
    広い視野を持って粘り強く取り組む
    研究の方針が不明瞭になり行き詰まりを感じた場合には、一度俯瞰的に物事を見つことを心がけています。改めて熟慮した上で最適な方針を立てることで、これまで粘り強く研究を進めてきました。また、研究内容について周りの人や教授と議論することも視野を変えて物事を見るのに大変有用です。周囲の人との交流を積極的に行い、研究室全体にそういった雰囲気を浸透させ、常に皆が研究を行いやすい環境を作れるようにしています。
  • LAB AAA
    RF-MBE法によるc面サファイア上高品質In系窒化物
    半導体成長
    研究内容
    窒化物半導体はシリコンにない特性や選りすぐれた特性から、高出力デバイスや発光デバイスに用いられている。特にInGaNはその発光特性から青色ダイオードの材料となっている。所属する研究班では、MBE装置でc面サファイア上でIn系窒化物半導体の成長を行う。このとき格子定数の違いなどから、結晶品質に問題が生じる。効率的な大量生産技術確立のために、高品質な結晶を成長する方法を研究しています。
    研究室紹介
    将来に活きる経験を積む
    牧本研究室はMBE法による半導体成長をテーマにしています。複雑な大型装置を実験からメンテナンスまで自分たちで管理したり,班のメンバーと相談しながら研究日程を決められたりなど,自由度の高い研究室です。そのぶん,装置トラブルや実験結果への考察の難しさなど大変な点もありますが,メンバーそれぞれの長所を活かしながら活動を進めています。
    ラボリーダーとして
    協調性のある研究室づくり
    本研究室では複雑な大型装置を取り扱うため、グループでの活動が重要になります。加えて,多種の測定装置を用いるのでそれぞれに担当が存在し、他者の実験結果を受け持つことがある。そのため,メンバーどうしで意見やアイデアを話し合うで建設的に活動を進められる環境である。学生同士が活発にディスカッションにより個々の目的をかなえられる、明るい研究室を目指していく。
    自己PR
    好奇心をもって研究を行う
    私は特定研究分野に興味を持つと、文献調査により実験結果への整合性のある考察を導き出すことが可能である。また、大人数での協力や分担が必要である研究室内では、コミュニケーションによって他者の日程・装置状況の把握が重要となる。他者や研究内容に興味を持つことで、研究室をより良い方向に進めていきたい。
  • LAB AAA
    HT-SELEXデータを用いた高結合新和性アプタマーの同定
    研究内容
    研究対象であるアプタマーは,人工的に合成されたDNA/RNAを薬として用いる核酸医薬品の一種であり,抗体医薬品に次ぐ新しい医薬品として注目されています.HT-SELEX法などの比較的新しい実験手法を用いても医薬品の候補となるアプタマーの選定は未だ高コストです.本研究ではバイオインフォマティクスの技術を用いる事でアプタマー医薬品開発の効率化を目指しています.
    研究室紹介
    情報科学で生命科学にブレイクスルーを
    当研究室では、100年先まで利用される、本質的なバイオインフォマティクスの理論・アルゴリズム・ツールの開発を目指しています。また、開発したツールを用いて、生命科学のブレイクスルーとなるような生物学的知見の発見を目標としています。そのため、情報系だけでなく実験系のラボとも積極的に共同研究を行っていく予定です。
    ラボリーダーとして
    運営体制の基盤を整える
    当研究室は比較的新しい事もあり,運営体制において確立されていない点が散見されます.また,学年間での情報の引き継ぎなども定形化されておらず,情報が一箇所にまとまっていない状態のままです.その全てを一代で固めることはできないでしょうが,大枠の環境を整備することで後々労する機会を少しでも減らせればと考えています.
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    苦労しない為の努力
    私の興味は生命系ですが,実質的に用いている技術はプログラミングであり情報系の分野です.私は生き方として「苦労しない為の努力」ということを掲げており,プログラミングはその最たる例だと考えています.生命系の問題を情報の技術で楽に解明する,その為の努力ということを意識しており,物事を大観する点や・効率的に作業を進める点に重きをおいています.
  • LAB AAA
    窒化物圧電材料の設計及び作製
    研究内容
    交流電界を印加することで超音波を発生させる圧電薄膜の研究を行っています。作製した試料は研究室内で評価を行い、次の実験の指針を立てます。自らの手で実験の計画から実行までを行うことができる研究で、とてもやりがいがあります。
    研究室紹介
    デバイスの実用化を目指して
    柳谷研究室では超音波を利用したセンサやデバイスへの応用を目標に、社会の役に立つ研究を行っています。主に取り扱う圧電材料は各種センサやスマートフォン等に使用されている周波数フィルタといったデバイスに不可欠な材料です。どの研究テーマも分野の最先端のもので、実用化に向けた企業との共同研究が多い自慢の研究室です。少しでも興味がある方は気軽に研究室にいらしてください。
    ラボリーダーとして
    チームワーク
    成膜作業等、扱う材料によって長時間を要する実験はグループ分けをして行っております。これは個人の負担を減らすことが目的ですが、一人一人が自分の役割を徹しなければ実現しません。私はラボリーダーとして研究室員とのコミュニケーションを積極的に取りたいと思います。グループ内での情報共有、他グループへの引継ぎ等が自然と行える環境を作っていきたいと思います。
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    雰囲気づくり
    柳谷研究室にはコアタイムがないため、研究のスケジュールは自らで管理する必要があります。まずは自らが率先して模範を示し、研究に集中して取り組める環境を創っていきたいと思います。
  • LAB AAA
    アミノ酸重合の正確性が低下した遺伝暗号表の構築
    研究内容
    現在の生命は、高い正確性が保たれたた翻訳系を有しています。しかし、初期生命ではそのような正確性の高い翻訳系をもっていたとは考えにくく、例えばアミノ酸重合正確性の低い翻訳系が存在し、それが進化することによって現在の翻系を獲得したと考えるのが妥当です。私の研究では初期生命を模倣する正確性の低い遺伝暗号表を人工的に構築し、初期生命や進化工学に関する知見を加えることを目的としています。
    研究室紹介
    合成生物学研究
    木賀研究室では合成生物学の研究が行われています。合成生物学という広い枠組みの中で、発足2年目の現時点での研究内容は遺伝子回路の制御設計、ほとんどすべての生命のタンパク質合成に共通しているコドン表とは異なるコドン表、生命の共通祖先が持っていたタンパク質の配列推定など、非常に多岐にわたります。そして、実験と理論(シミュレーション)の両輪が必要な研究内容が多いことが特徴だと思います。
    ラボリーダーとして
    探究心至上主義の研究室へ
    木賀研究室は歴史が浅く人手不足が問題となっています。そのため、自分で考え行動する部分がとても多いです。自分で行動するためには、知識が必要なことはもちろんですが、何よりも大切なのは、研究に対する「飽くなき探究心」であると考えています。その探究心を磨きあげ真に実力の高い研研究室へ木賀研究室を発展させることが私のラボリーダーの目標です。
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    食らいつくいく研究スタイル
    木賀研究室に配属された当初は、先輩の知識量の多さに圧倒されていた毎日でした。しかし、研究室に通い続けることで、学部4年生を修了するころには2つの学会で口頭発表を行うことができました。このように自分は要領が悪い反面、体力には自信があるので、毎日研究に食らいついていくスタイルを貫き通しています。この泥臭いスタイルを木賀研では強要しているわけはないので、興味があれば気軽に足を運んでみてください。